たでの日記

インドネシアに移住するのダ!

バタムでアパート探し

現在はインドネシアのチカランというところに住んでいますが、主人の転勤でバタム島というところに引っ越すことになりました。今回は、バタム島でのアパート探しについてです。

ジャカルタから1時間45分の飛行機でバタム島へ。会社には出張の扱いにしてもらっていて、飛行機代も滞在中のホテル代も会社負担で助かりましたが、スケジュールは2泊3日でアパートを見て回れるのは1日しかありません。

アパート探しについては、会社によって制度が違いますし、単身か家族帯同か、家族の構成などによっても状況が変わるので、参考にはならないと思いますが、私の場合のことをメモ代わりに残そうと思います。

家賃について

これはもうほんとに会社によって違いますが、現在、主人が勤めている会社の制度では家賃の8割を会社が負担してくれます。ちなみに、主人の以前の会社の場合は、会社の負担額が決まっていて超過分が個人の支払いとなっていました。それだったら、贅沢したければ自分が負担するだけなので気も楽なんですが、「8割負担」となると会社の顔色伺っちゃいますよね~。

今回の転勤先のバタム島というところは生活に不便なので、家族帯同の場合、シンガポールに住居を構えるんだそうです。で、ご主人はバタム島で暮らして週末はシンガポールに帰る、という生活らしい。ところが、いまはコロナで行き来ができないため、バタム島でアパートを探すことになります。

シンガポールの家賃は3,40万円とかになるらしいので、それを考えたら「バタムの高級アパートの家賃なんてかわいいもの」と会社からも言ってもらえているので、今回の家賃の予算の上限はほぼありません😆

ちなみに、そのお言葉に甘えに甘えて、今回の物件はなんと月額2,000万ルピア(約16万円)のお部屋に決めました。水道光熱費、インターネット代込みです。

住居の種類について

大きな選択肢としては、一軒家、アパート、サービスアパートメントがありました。私たちの共通の希望は「アパート、できるだけ高層階」です。

一軒家は広いのが良いのですが、虫との問題が避けられないということ、あとはどうしても少し繁華街から外れてしまうことがデメリットです。現地での生活に慣れた方やホームパーティが好きな方だと、一軒家を選ぶようですね。

サービスアパートメントは、ホテルを長期契約するイメージです。なので部屋の掃除や洗濯などがついてますが、今回は私がやるので不要です。朝食もついているので単身の方は良いですよね。主人も前の赴任先ではサービスアパートメントでした。ただ、一度、金銭が盗まれたことがあってホテルを変えたことがあったそうです。ホテルを変えたあとも、冷蔵庫のお菓子が食べられてしまうのはよくあったみたい🤣(それは少し治安の悪いお国でのことで、インドネシアの話ではないです)

で、希望のアパートですが、高層階を指定するのは、高層になればなるほど虫との問題が減るからです。ほかの駐在員の方と話していて、アリ、ヤモリ、G、タランチュラ(😱)との遭遇経験を聞きました。対策としては、高層階に住むこと、入居後すぐに排水管との隙間をふさぐこと、とのこと。アパート側も定期的にペストコントロール(害虫駆除)をしているようですが…。

ジャカルタでは、トムキャット(やけど虫)に注意するよう言われてましたが、バタムでは言われませんでした。ほかの駐在員の方に聞いても「?」という顔をしてたので、バタムには出ないのかな?

不動産やさんについて

日本だと、どこの不動産やさんでも結局同じ物件を扱っていることが多いですよね。ついそんな感覚でいたのですが、こちらでは不動産やさんごとに扱っている物件が違うようでして…。

会社にお任せしていたところ、2社しか不動産やさんに相談しておらず、下見できるのも2か所(2か所の中で違う部屋)しか用意してもらえてませんでした。不動産やさんに希望を伝えてもそこが扱ってなければ紹介はしてもらえません。

他の駐在員の方から、ここもいいんじゃない?と不動産のサイトから物件情報を教えてもらいました。下見の予約なしでアパートに直接訪ねましたが、下見をさせてくれてそこに決めることができたので、本当に、本当に、本当に良かった。

▼Dot Property
 https://www.dotproperty.id/en
 SUUMOみたいな不動産サイト。ほかにもあるのかな?もっと早く知りたかった…。

交渉について

駐在員が契約するアパートには基本的な家具や家電、食器や寝具なんかも付いてます。マンスリーマンションみたいな感じで、服だけあれば生活できるようになってます。それに、欲しいものがあれば希望しておくと用意してくれます。ほかの駐在員さんはウォシュレットをつけてもらったそう!うちも希望を伝えましたが、ダメそうでしたw

こんな、モデルルームみたいになってるけど全部そのままついてくる。数日滞在するならおしゃれだけど、年単位で住む予定だから造花の鉢もベランダの飾り付けも正直要らない…。

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部屋のものはオーナーさんが用意してるらしく、オーナーさんのセンスで部屋の雰囲気が変わります。これ、上の写真と同じ間取りの物件ですが、シンプルだけどモノが良さそうで私はこちらの物件のほうが好きでした。

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今回決めた物件のオーナーさんは、正直言ってセンスが悪い…。リサイクルショップで揃えたの?って感じのしょぼい家具が統一感なく置いてあって…。ソファとテーブルの交換を頼みましたが無理そう。買い足すことはできるけど、交換、撤去は無理そうでした。部屋が良くても家具がアレじゃあ…。

インドネシアの物件情報ではベッドルーム数とシャワー数が重要なようです。日本でいうなら3LDKの間取りなんですが、こちらの表記では 3Beds, 2Bath となってまして、Beds というからにはベッドがおいてあります。しかも大きいの…。ビジネスホテルみたいな感じ。これはどこの物件を見てもそうでした。空いている部屋、というものがない。ベッド3つもいらないから撤去して〜、とお願いしましたが、それはできないと断られてしまいました。3部屋あるのに2部屋は荷物置き場になりそうです…。

下見のポイントについて

いまのアパートぐらいしか知らないので、いまのところのポイントと思っていることです。長く住むうちに、妥協できる・できないポイントは変わってくると思います。

旦那さんは部屋の広さを重視しているようですが、私はそこはポイントではないので省略します。

台所の排水が直流になっていること

台所下の排水がU字管などになっていて、すぐに排水されること。これはいいよね。

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で、下の写真のようなタイプも多い。今のアパートもこのタイプで、昼過ぎの温かい時間になると匂う…。でも我慢はできている。

絶対にアウトなのは、このボックスがオープンになってるタイプ。写真も撮ったけど閲覧注意だから載せずにおきます。なんか、排水をこのボックス内でろ過してるらしく、鍋とか洗ってて大量の水を流し込むとボックスに入りきらない水が流し台に溜まってしまうらしい。

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給湯器があること

今回見た物件にはすべて浴槽がありませんでした。いまのアパートには浴槽はありますがお湯を張ったりはしないので、それなら無いほうがいっそ良い。問題は浴槽ではなくて、給湯器。給湯器が設置されていない場合、一日に使うお湯の量が決まっている可能性があるので要確認です。

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海側の部屋であること

海側というか、音について煩わされることがないか、です。

モスクからお祈りの音がスピーカーで流されるのですが、それがまた結構な音量なのでモスクが近くないかチェックするのは重要です。バタムは小さな町なのでどこにいてもかなりの音量で聞こえてきますが、せめてスピーカーの向かいにはならないよう海側の部屋を希望しました。

また、バタムはシンガポールに近く、シンガポールに住む人たちが安く遊べる場所として発展した経緯があり、バーやナイトクラブ、カラオケなんかもたくさんあります。そういったお店が近いと夜遅くまで騒がしいらしいので避けるようにしました。

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近くにモールがあること

これは部屋じゃなくて立地ですが。タクシーを使わずに行ける範囲に、食料品や日用品を買えるお店があること、です。タクシーは安いので使えばいいんでしょうけど、私は言葉に不安があるので頼らなくて済むならそのほうが良いです。

モールが近い物件には決まりましたが、そのモール内までは見に行けなかったので心配です。生鮮食品を売ってますように…。

水道の水が汚れていないこと

これは駐在員さんから教えてもらったこと。部屋の水道を流してみて、水をチェックするように言われました。水道の水を飲んだりはしませんが、歯磨きしたり食器を洗ったりはするので、茶色い水が出るなんていやですw

 

心配なことは他にもありますが、まずは暮らしてみないと分からないことがたくさんあると思います。そしたらその時考えれば良いので、あんまり不安にならないようにはしたいと思います!